044 突っ込んだら負け
もうどれくらい経つだろうか。
ドラマを、全て通しで見たのは。
それこそ、『SPEC』が最後なんじゃないかな?
あの頃はまだ大学生で、金曜の夜だったにも関わらず、
ちょっと飲みに行くのとかを平気で断って、
SPECのためだけに急いで帰宅していたくらいハマっていた。
その後は、断片的に『カルテット』を見ていたくらいで、
"これはガッツリ見てたぞ!!" と言えるようなドラマは、
ほとんど記憶に無い。
他の娯楽に時間を割いていることもあり、ドラマを見続けるのは、
もう自分の習慣から失われていると言っても良いくらいだ。
そう、この作品に出会うまでは。。
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いやー、とんでもないドラマが爆誕していましたね。。。
今日、見逃し配信をしていたAbemaTVで、最新の第3話まで一気見
してみたんだけど、、もうすんごいの。
多くの人が知っていると思うが、このドラマは、浜崎あゆみの自伝・・・
"のようなフィクション" が原作になっている。
なので、ストーリーには、TK=小室哲哉みたいな人や、trfみたいな
グループ、相川七瀬みたいな女性シンガー、ELTみたいなユニット、、
まるでavexの90年代後半~00年代前半を見ているかのような世界が
広がっている。(※もちろんこれはフィクションである。)
別にこの時代をどう過ごしていたかは、全く関係ない。
(逆に、この時代に生まれた人たち、いわゆる"Z世代" が、こんな風に描かれている社会を
どう見るのか気になるけどw)
このドラマの何がすごいって、どの回も、もう初めから終わりまで、
どこをどう切り取っても、圧倒的に「ツッコミどころ満載」なのである。
その昔、ニコ動に「突っ込んだら負け」というタグが存在していたが、
このドラマを見て、久々にこのタグを思い出してしまった。
往年のトレンディドラマでもそんな展開あり得ないだろ!と思うような
突然の雨だったり、
ヒロインに対するあからさまな嫌がらせだったり、、
一晩で書いた歌詞が、もの凄い良い出来だったり、、、
オイオイ、これはさすがにやり過ぎだぜ・・・と誰もが思うはずだ。w
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そのことに、いち早く気付いていたのは、僕の知る限りだが、
おそらく 伊集院光 だと思う。
TBSラジオの『伊集院光 深夜の馬鹿力』において、他局のドラマなのに、
強烈なパワープレイを叩き出している。
先週の土曜でようやく第3話を迎えているドラマだが、
第1話も、第2話も、しっかり触れて(イジって) いた。
しかも、そのトーンは、より前のめりになっていた。
おそらく今日の深夜でも触れる(イジる) のだろう。
このTVでのエンタメが、どんどん総集編や2時間SP、4時間SPに
切り替わってきている今、このドラマを見ない方が、
伊集院の言う通り、(いろんな意味で)ヤバいと思う。
それくらい強烈なエンタメになっている。
そしてこんなにも "アクセル全開/ブレーキほぼ無し" みたいなドラマ、
誰が作ってるんだ?と、クレジットを見てみると、なんとこれ、
鈴木おさむが脚本を担当していた。
同じような時間帯にかつて放送していた『奪い愛、冬』を作っていた、
鈴木おさむである。
この『奪い愛、冬』も、その脚色でかなり話題になっていたのを
ここで思い出す。
さすが鈴木おさむ・・・
鮮やかな手口、、これぞプロの犯行・・・
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第4話以降については、現在放送が延期されているものの、
次回以降も、興味をそそられる作品になっていることは間違いない。
第3話の「許さな~~~~~~~~~~~~~~い」を超える名言は
今後出てくるのか!?
コロナで外にも出られないので、AbemaTVを見られる方は、
1話でも2話でも3話でも、40~50分で終わるので、触わりだけでも
是非その目で目撃してもらいたい。
まぁ、僕自身はこの先どこかのタイミングで、
この"ネタ"たちの供給が毎回過剰であることにお腹いっぱいになって、
途中で離脱するかもしれないけどね・・。w
今日もご愛読、感謝です。
written by kobakkuma.
Tw:@kobakkuma