隣の芝は どうしていつも 青いのか

誰かにとっての「隣の芝」になれるまで、言葉を考え、言葉に悩む。

032 咲き誇る歌声:Superfly 10周年プレミアムライブ

3か月前、Superflyの10周年プレミアムライブが

ライブビューイング(以下、LV)で上映されることを知った。

 

場所は東京、しかも水曜日。

今は神戸勤務だし、休めそうに無い日程。

 

 

僕は即断でLVのチケットを確保することにした。

これは間違いなく見ておきたいライブだと思ったから。

 

 

予想は的中。

的中どころか、これ、絶対見逃しちゃいけない

ライブだった。

 

https://www.instagram.com/p/BbguJ00HEmq/

来たー!Superfly10周年プレミアムライブ!のライブビューイング!前から4列目、だけどドセン、という運が良いんだか悪いんだか分からんけど、とにかくチケ取れて良かった…スクリーン1と2両方使ってライブビューイングするとか、さすがSuperfly(´ω`) #生音まみれ2017#ライブビューイング#Superfly

 

全編オーケストラアレンジで演奏された、

このプレミアムライブ。

 

プロデューサー:蔦谷好位置、ストリングス:弦一徹

ストリングスという、既に僕ホイホイなバックを従えて、

Superflyは少し照れた感じで登場した。

 

それもそのはず。

自身としては1年8ヶ月ぶりのライブ、しかも髪形は今までの

イメージと違って、すっきりベリーショートに。

 

会場が(映画館の中もそうだったけどw)少しざわつく中、

ド頭にあの名曲『愛をこめて花束を』を持ってきたわけで、

 

Superfly自身も少し様子をうかがってたんじゃないかな。笑

 

 

ライブは、ベストアルバム『LOVE,PEACE&FIRE』に

なぞらえて、全三幕+アンコールで構成されていて、

まさに"序/破/急"のような展開。

 

合間には、このプレミアムライブに向けたドキュメンタリー

映像が流され、今日までのコンテクストが伝わってきた。

 

 

アンコールでは、休んでいる時もずっとリフレイン

していたという新曲『Bloom』を演奏してくれたんだけど、

これがまたドの付くレベルで名曲。

 

 

 

個人的に、Superflyには「二大フラワーソング」があると思っていて。

 

1つは、乗っけに登場した『愛をこめて花束を』。


Superfly - 愛をこめて花束を - YouTube

 

もう1つは『Wildflower』。


Superfly - Wildflower - YouTube

 

愛と感謝を表す前者と、逞しさを表す後者。

花の"柔"の部分・"剛"の部分を見事に歌い上げていると思う。

 

 

 

ただ、この『Bloom』は「三大フラワーソング」と言って

良いんじゃないかと思えたんだよね。

 

歌詞の内容から、歌えずに休んでいた頃 → このライブで

歌っているSuperfly自身がイメージされて、気持ちがグイーッと

持っていかれる。

 

 

やっぱり、どういう背景でその曲が歌われているのか、

ライブが作られているのか、というコンテクストが

共有されたライブは熱量高めになる傾向にある気がする。

 

 

別のアーティストだけど、サカナクションPerfume

ライブも、きっとそう。

 

Teamのパフォーマンスをしっかり見せてくれる

ライブだから、また見たい/もっと見たいっていう熱量に

繋がっていくんじゃないかな。

 

 

 

少し逸れてしまったので、Superflyの話に戻そう。。

 

 

僕がSuperflyを知ったのは、おそらく多くの人と同じ

『愛をこめて~』なんだけど、何がすごいと思ったかというと、

声の出し方だった。

 

 

歌声の出し方っていろいろあるんじゃないかなと、

思っていて。

 

例えば、大きな声⇔小さな声 とか、高い声⇔低い声、

長い声⇔短い声、などなど。

 

ライブを見たら一発で気付くけど、この全てをSuperflyは

見事に使いこなして歌っていた。

 

これが、Superflyにハマったきっかけ。

 

 

このライブでは、それが復活…いや、むしろ少し高域では

前よりも力強い印象で、<あぁ、ちゃんとSuperflyが

帰ってきてくれたんだ…!> と感じられた。

 

『Wildflower』『Beautiful』『愛をからだに吹き込んで』

 

この中盤と本編ラストの3曲で、完全復活を宣言してくれた。

 

 

おかえりなさい、Superfly…!!!!!

 

 

 

これからはゆっくり音楽活動をしていくみたいなので、

次がどんな動きになるのか本当に楽しみ。

 

 

10周年をこういう形で迎えられて、

ほんと良かったなーーーーーー( ;∀;)

 

 

 

という、完全にSuperflyにやられた日記でした(´ω`)

 

 

 

ライブビューイングをLVって略したのに、1回しか使わなかったな…(・ω・;)

 

今日もご愛読、感謝です。

written by kobakkuma.

TW:@kobakkuma