032 咲き誇る歌声:Superfly 10周年プレミアムライブ
3か月前、Superflyの10周年プレミアムライブが
ライブビューイング(以下、LV)で上映されることを知った。
場所は東京、しかも水曜日。
今は神戸勤務だし、休めそうに無い日程。
僕は即断でLVのチケットを確保することにした。
これは間違いなく見ておきたいライブだと思ったから。
予想は的中。
的中どころか、これ、絶対見逃しちゃいけない
ライブだった。
全編オーケストラアレンジで演奏された、
このプレミアムライブ。
ストリングスという、既に僕ホイホイなバックを従えて、
Superflyは少し照れた感じで登場した。
それもそのはず。
自身としては1年8ヶ月ぶりのライブ、しかも髪形は今までの
イメージと違って、すっきりベリーショートに。
会場が(映画館の中もそうだったけどw)少しざわつく中、
ド頭にあの名曲『愛をこめて花束を』を持ってきたわけで、
Superfly自身も少し様子をうかがってたんじゃないかな。笑
ライブは、ベストアルバム『LOVE,PEACE&FIRE』に
なぞらえて、全三幕+アンコールで構成されていて、
まさに"序/破/急"のような展開。
合間には、このプレミアムライブに向けたドキュメンタリー
映像が流され、今日までのコンテクストが伝わってきた。
アンコールでは、休んでいる時もずっとリフレイン
していたという新曲『Bloom』を演奏してくれたんだけど、
これがまたドの付くレベルで名曲。
個人的に、Superflyには「二大フラワーソング」があると思っていて。
1つは、乗っけに登場した『愛をこめて花束を』。
もう1つは『Wildflower』。
Superfly - Wildflower - YouTube
愛と感謝を表す前者と、逞しさを表す後者。
花の"柔"の部分・"剛"の部分を見事に歌い上げていると思う。
ただ、この『Bloom』は「三大フラワーソング」と言って
良いんじゃないかと思えたんだよね。
歌詞の内容から、歌えずに休んでいた頃 → このライブで
歌っているSuperfly自身がイメージされて、気持ちがグイーッと
持っていかれる。
やっぱり、どういう背景でその曲が歌われているのか、
ライブが作られているのか、というコンテクストが
共有されたライブは熱量高めになる傾向にある気がする。
ライブも、きっとそう。
Teamのパフォーマンスをしっかり見せてくれる
ライブだから、また見たい/もっと見たいっていう熱量に
繋がっていくんじゃないかな。
少し逸れてしまったので、Superflyの話に戻そう。。
僕がSuperflyを知ったのは、おそらく多くの人と同じ
『愛をこめて~』なんだけど、何がすごいと思ったかというと、
声の出し方だった。
歌声の出し方っていろいろあるんじゃないかなと、
思っていて。
例えば、大きな声⇔小さな声 とか、高い声⇔低い声、
長い声⇔短い声、などなど。
ライブを見たら一発で気付くけど、この全てをSuperflyは
見事に使いこなして歌っていた。
これが、Superflyにハマったきっかけ。
このライブでは、それが復活…いや、むしろ少し高域では
前よりも力強い印象で、<あぁ、ちゃんとSuperflyが
帰ってきてくれたんだ…!> と感じられた。
『Wildflower』『Beautiful』『愛をからだに吹き込んで』
この中盤と本編ラストの3曲で、完全復活を宣言してくれた。
おかえりなさい、Superfly…!!!!!
あーやっばい。すっごい幸福感。幸福感浴びすぎると人って自然と泣くんだね。ほんと戻ってきてくれて良かった。現場にいなくてこうなんだから、ライブ見てた人はさぞエネルギーをもらったんだろうなぁ。これからも、志帆ちゃんのペースで曲を、ライブを、聴かせて欲しい!#Superfly
— ikeshiya-box (@kobakkuma) 2017年11月15日
これからはゆっくり音楽活動をしていくみたいなので、
次がどんな動きになるのか本当に楽しみ。
10周年をこういう形で迎えられて、
ほんと良かったなーーーーーー( ;∀;)
という、完全にSuperflyにやられた日記でした(´ω`)
ライブビューイングをLVって略したのに、1回しか使わなかったな…(・ω・;)
今日もご愛読、感謝です。
written by kobakkuma.
TW:@kobakkuma