037 考える遊び
最近また、朝の通勤で新聞を読むのにハマっている。
きちんとしたビジネスマンなら、ハマる/ハマらないとかではなく、
当たり前に新聞は読むものなのだろうが、あいにく僕はその部類じゃないので、
気分で決めている。
ただ、一度決めたら少なくとも1ヶ月は続けると決めている。
毎日読むことで、その時の日本や海外の国で、何が起きているのか起ころうとしているのか、
社会の動きみたいなのを、なんとなく知ることが出来るからだ。
最低でも1ヶ月と決めているのは、その動きが1週間、2週間の単位では中途半端だからだ。
もちろん1ヶ月でも中途半端だとは思うが、それ以上追いかけるのは、正直キリが無い。
新聞を読みたくなっているまさにそのタイミングで読む方が、自分の中への状況の吸収も早い。
僕がその"気分"になるときは大抵、自分の会社が情けない状況になっているときだ。
仕事がたて込んで、自分の会社のことだけを見ているとき。
それがあまり良い状況じゃないということを、僕は知っている。
新聞はそんなときに、考えるネタを提供してくれる。
-「●●社が事業拡大の一環として▲▲の開発を開始」
-「スタートアップ企業の××が■■と連携して★★の研究に着手」
(自分の会社だったら何が出来るだろうか。)
(そういう食いぶちの模索も必要だよな。)
(4年後にあれがあるよなあ、それに向けた準備とか、自分の会社はやってんのかな?)
こんな感じで、新聞を読みながら、自分の会社に置き換えて考える遊びをしている。
だから、興味のある記事しか読んでいない。
(高校や大学の同級生には、記者になった友達も結構いるので、
あまり言うと怒られてしまいそうだね。ごめん。)
そして、その考えた話をネタに、会社で上司や先輩に文句を言うのが
僕のストレス発散法なのだ。
きっと新聞を読みたくなるときは、知らず知らずのうちに
ストレスが溜まってるときなのだろう。
文句を言わず、読んで考えたことを計画して実行に移せるのが、
きちんとしたビジネスマンなんだろうけどね。
ストレス発散に新聞を使ってるようでは、まだまだ半人前。
社会人生活9年目に突入してるけど、人って、なかなか成長しないものです。
京都の七条通りを歩いていたときに見つけた看板。
「ほこうしゃ」のフォントと、歩行者のイラストのおデブ感が秀逸な気がして
思わず撮影してしまった。
もっと遊びになるようなことを増やしたり、面白いと思う感覚を養っていこう。
(文才もね。)
今日もご愛読、感謝です。
written by kobakkuma.
TW:@kobakkuma