隣の芝は どうしていつも 青いのか

誰かにとっての「隣の芝」になれるまで、言葉を考え、言葉に悩む。

030 打ち上げ花火、上から見るのはaikoだけ

 

ということで、映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』観てきた。

(※以下、『打ち上げ花火~』とします。)

(※また、原作を"実写版"、これを"劇場版アニメ"と呼ぶことにします。)

 

https://www.instagram.com/p/BYiMSagnToa/

『ライブに行かない週末は映画を見よう』というキャンペーンを個人的に企画しているわけです。ということで、見てくる。元になってるドラマ版も見たいんだよなぁ…フジテレビで夜中とかに再放送しないかなー。#movie

 

■見終えてすぐの感想

 (良い映画ではあったけど、想像を超えるような感じは無かったような…)

 

これが観終えてすぐの感想。

 

まぁ僕自身の想像がどのレベルを想像していたのかという議論もあるんだけど、

それは一旦置いといたとして。

 

じゃあなんでそう思ったのか、という疑問が湧いてきた。

 

 

原作:岩井俊二、脚本:大根仁、総監督:新房昭之、アニメーション:シャフト、

プロデューサー:川村元気、声優は広瀬すず菅田将暉宮野真守

 

もう、一流どころか、超一流のヒットメーカー・エンターテイナー達が

名を連ねている。

 

そもそも、93年にTVで放送、95年に映画公開された実写版は、今もなお、

大きな影響を与えている。

 

 

なのに、劇場版アニメでは、気持ち的にグッと来るものが多くは無かった。

 

これはまずい。まずいぞ。

自分の中の感受性が錆び付いてるんじゃないか?そんな疑いがあったので、

もう少し、この作品を追いかけることにしてみた。

 

 

■実写版の感想

(以下、若干のネタバレ含むかも…ご注意を!!)


f:id:kobakkuma:20170909234806j:image

ということで、実写版のDVDを買ってきた。

幸いタワレコポイントがたんまりあったので、実質4円というね。w

 

 

・・・これはすごい!

 

小学生同士という設定だからこそのぶっきらぼうな発言、

あからさまに焦っている表情、

良く分からないけど自分で確かめないと気が済まない衝動、

 

目線が小6男子ということもあり、男なら一度は思い出すような感覚が

数多く詰まっていた。少なくとも、僕の場合はそうだった。

 

少し好きだった(かもしれない)女の子にブスって言ったりとかね。w

 

 

実写版についても思うことはいっぱいあるんだけど、ひとまず見終わった後、

唸ったよね。語り切らない良さがここにある、これが”マスターピース”かと。

 

エンドロール見てさらに驚いたのは、助監督に行定勲さんがいること。

どこまでもレジェンド的な作品だと思う。

 

 

ただ、実写版は約1時間の中で完結される話だったし、何かまだ見落としが

あるんじゃないかと思って、今年岩井俊二さんが自ら書き下ろした原作も、

買って読んでみた。

 

www.kadokawa.co.jp

 

正直、実写版を見てから文庫版を読んだのは失敗だったと思う。

書いてあることが、実写版の通りにイメージ出来てしまったから。

 

もし逆の順序で辿っていたら、もっと実写版の凄さに感動しているはず。

 

それくらい、 実写版キャストの演技が自然、かつ印象的だったということを

文庫版の文字情報が教えてくれた。(14才の奥菜恵すごいね。w)

 

 

この文庫版は劇場版アニメとは違って、 実写版のストーリーを描いてたんだけど、

やっぱり、この「思春期の入り口」感が見事に込められている。

 

このストーリーの根本はここなんじゃないかということで、

僕は1つの着地点を得た。

 

 

■あの感想の出どころ

さて、翻って劇場版アニメの方である。

 

観終わった直後のあの感想は、何だったのだろう。

実写版や文庫版を一切知らなかったくせに抱いた、”想像を超えてこない”という

感想は、どこから来たのだろう。

 

 

そこで引き合いに出したいアニメ作品が2つある。

 

●『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

1つは、『あの花』である。 

www.anohana.jp

 

文庫版のあとがきには、岩井俊二さん自らが、この作品の始まりから語っている

「短い小説のための長いあとがき」がある。

 

 

その一節に、依頼されたドラマのテーマ「if もしも」に沿わせるため、

「群像劇にする」というアイデアが登場する。

 

これを読んだ瞬間、僕の頭には『あの花』がよぎった。

 

超平和バスターズが小学生であったこと、仁太は、本当はそんなこと思ってない、

むしろ逆の気持ちなのに、めんまのことを「ブス」と言ってしまったこと。

 

 

当然、時系列的には『打ち上げ花火~』が先なので、もしかしたら『あの花』は

この作品のオマージュなんじゃないかなーと想像した。

 

この想像が当たっているか外れているかは大したことでは無いんだけど、

『あの花』の音楽を担当していたのが、REMEDIOSというアーティストだったのには

驚いた。やっぱり、何かしら繋がっていると思いたくなる。

 

実写版の『打ち上げ花火~』においては、"もうこれ以上無い!"っていうくらい

絶妙なタイミングで入るBGMがあって。

 

それが、REMEDIOSの「Forever Friends」だった。


forever friends | REMEDIOS

 

Hold me like a friend/Kiss me like a friend/Say we'll never end

 

歌い出しはこんな感じ。

 

結局、あの子の本当の気持ちなんて分からない。あいつの意図も分からない。

10代も後半に入れば分かるかもしれない、そんな気持ちさえ、

「思春期の入り口」にいる自分にはくすぐったくて良く分からない。

 

だからこそ、お互いに今のままがずっと続いて欲しいと願う。

 

 

そんな気持ちが音楽になったような気がして、心を持ってかれた。

 

どことなく、『あの花』にも通じるものがあるような気がするんだよなー。笑

 

 

●『君の名は。

もう1つは、記憶にも新しい新海誠監督の『君の名は。』。

去年、ちょうど同じくらいの時期に公開されてたよね。

 

ド級のヒットになったこの作品、もちろん新海監督はすごいわけで、

そして主題歌含めて音楽を担当したRADWIMPS野田洋次郎もすごいんだけど、

 

新海監督にRADWIMPSを引き合わせた、川村元気プロデューサーもまた、

すごいわけです。

 

劇場版アニメ『打ち上げ花火~』も川村P。

 

映画において、プロデューサーがどこまでストーリーや演出に関わっていくのかは

知らないけど、『君の名は。』の手法とこの作品、「最後まで見せ切る」という点で

結構似てるんじゃないかなーと思った。

 

 

過去の新海作品をそれなりに見てきている僕としては、『君の名は。』を観たとき、

エンディングで(あっ、出会えちゃうんだ・・)と思った記憶がある。

 

それまでの新海作品であれば、たぶん、”出会えずじまい”になるはず。

仮に出会えたとしても、物理的/心理的に距離があったりするものになるはず。

見えない会えないからこそ、想いを抱き続けて生きていく。

 

そこを、『君の名は。』は、ばっちり運命的に出会わせて、ハッピーエンドに

終わらせることで、最後まで答えを見せ切るようにアプローチしてきた。

 

僕個人としては、この「最後まで見せ切る」手法が、現代の若い世代に対する

アプローチの1つとして成功したんじゃないかと思っていて。 

(こんなことを言うと、もうおじさんですね…とほほ。)

 

それを考えると、今回の『打ち上げ花火~』は、その流れが続いていると思う。

 

 

タイムリープというか、時間を繰り返す系の作品、僕は好きな部類で。

 

たしか一番最初にこういう作品に出会ったのは、日テレで放送されてたドラマ

『君といた未来のために~I'll be back~』だった。

 

どこが好きなのかは至って単純で、”あんなことをしなければ”、

”ああしておけば”という、現実世界には絶対にはあり得ないやり直しが出来て、

まさにフィクションっていう感じがするから。

 

もちろん、たくさん生まれる「もし・・」の先は分からない。

分からないからこそ、想像の余地・遊びが残っている。

 

 

ただ、この劇場版アニメでは、最後の花火が打ち上がったとき、ばらばらに砕けた

欠片に、それぞれの登場人物が描く「もし・・」の先が描かれていた。

 

「もし・・」の先をダイレクトに見せる=最後まで見せ切ることになるわけで、

その点において、『君の名は。』に通ずるエンディングだなーと思ったわけです。

 

・・・・・・・・・

当初の自分への疑問に対しては、きっとこの2つのアニメ作品を

既に経験してしまっていたから思ったのかなと、いろいろ追いかけてみたことで

一旦は、答えにたどり着けたような気がする。

 

 

■追ってみて分かったこと

いろいろと関連してそうな作品を追ってみて分かったことがあって。

 

それは、「良いところに気付けるか、面白いと思えるかどうかは、

自分の目線次第」ということ。

 

 

そもそもこういう部類のストーリーは、視聴者それぞれの想像や憶測という

補完をみんなが勝手にすることで、作品がより魅力的になるものだと、

僕は信じていた。それは今でも変わらない。

 

一方で、この劇場版アニメでは、それぞれの登場人物が「もしも」の先を

どう想像していたのか、本当はどう思っていたのか分かるのは、

なんとなく答え合わせをしてるようで楽しかったし、

 

なずなが松田聖子の『瑠璃色の地球』を歌うシーンには、文庫版に書いてた

銀河鉄道の夜』へのオマージュが表れていた気がするし、

 

主題歌の「打上花火」も、かなりの名曲だと思った。

(Forever Friendsは、さすがに原曲が良かったかな~ > <;)

 

 

たとえいろんなサイトで批判の嵐になっていたとしても、その作品を巡る

コンテクストは至る所に隠れている。

 

まぁ正直劇場へ足を運ぶべきかどうかと聞かれると難しいけど、クチコミほど

批判されるような作品でも無いと思う。

 

 

「良いところに気付けるか、面白いと思えるかどうかは、自分の目線次第」

 

というわけで、これからもしっかり目線を養っていこうと思いましたとさ。

 

 

 

いや~、長文すみませんでした。

少し熱盛多めになってしまいました。

 

…失礼いたしました。熱盛と出てしまいました。

 

「熱量多め」の間違いです。失礼いたしました。

 

今日もご愛読、感謝です。
written by kobakkuma.
TW:@kobakkuma

029 zeroとともに

博士の愛した数式』という本がある。

 

小川洋子さんの著書で、映画化もされているし、知っている人も多いと思う。

www.shinchosha.co.jp

 

その一節に、「ゼロの素晴らしさ」を博士が語るシーンがある。

 

 「0を発見した人間は、偉大だと思わないかね (中略) 無を数字で表現したんだ。非存在を存在させた。(中略)矛盾のなさが強調され、秩序は強固になる。」

 

これを読んだとき、もし仮に何もかも失ってゼロになっても、

存在して良いって認められたような気がした。

 

この本の中でも、個人的に印象的な部分。

 

 

■『zero』からの決意

昨日、Aimerの初となる武道館公演を、ライブビューイングで見てきた。

 

https://www.instagram.com/p/BYX1HeQHqja/

来た!Aimer初武道館公演、ライブビューイング!個人的に、LVが初なので雰囲気が良く分からんけど、とにかく楽しみ。物販で、六等星の夜オルゴール買えないのが悲しいけど…しかと目に焼きつけます!#Aimer#ライブビューイング

 

タイトルは"blanc et noir"、フランス語で白と黒。

 

Aimerのファンクラブの名前にもなっているし、今年リリースされた

2枚のベストアルバムも、『blanc』と『noir』

 

Aimer自身にとっても、ファンにとっても、思い入れのあるフレーズだと思う。

 

ライブは『blanc』編『noir』編のように、それぞれのアルバムから

選曲されて進んでいった。

(Aimerのネイルも白と黒になってましたね!)

 

 

終盤に入り、このステージに立って、想いを語るAimer。

 

うろ覚えだけど、こんなようなことを話してたと思う。

 

「初の武道館だけど、特別扱いするのではなく、いつも通り

歌を届けようと思って来ました」

 

「でも、初めての武道館は1回だけ、ここに連れてきてくれた、

みなさんのおかげ」

 

 「声が出なくても、やっぱり歌が好きで、歌う度に好きになって、

これからも歌を届けたい」

 

 

特に最後のフレーズは、声帯を傷めているAimerの言葉だからこそ、

その気持ちの強さを感じた。

 

そんな想いの詰まったMCから歌われたのが、『noir』の最後に

収録されている「zero」という曲。

 

 

これからも僕らに声を、音を、詩を、僕らのリアルとして刻んでくれる、

そんな誓いのようなパフォーマンスだったように思う。

 

「ここからが新しい始まり」と言っていたのも、より引き立てていた気がする。

 

 

■Aimerとの出会い

Aimerのメジャーデビューは2011年、忘れもしない、東日本大震災が起きた年。

 

その年、僕は入社1年目。

会社のボランティアで石巻まで復興支援に行ったことがあった。

 

仕事を終え、夜行バスで向かいながら、この先どうなってしまうのか、

少しばかり不安を抱きながら、僕はラジオをぼんやり聴いていた。

 

 

その時、Date fmから流れてきたのが、Aimerのメジャーデビュー曲

「六等星の夜」だった。

 

時間に余裕がある方は、6分弱の間、耳を傾けてみてください。

 


Aimer 『六等星の夜』

 

 

東京とは違う真っ暗な夜を見る僕に、これ以上無く寄り添ってくれた曲。

 

聴く度にあの日の夜を思い出す。

大げさだけど、僕の人生にとても深く関わっている。

 

 

昨日のアンコールのラスト、ピアノだけをバックに、時折涙ぐんだ声で

歌いきった。

 

LEDで星を模した演出もあって、ライブビューイングではあったけど、

とても綺麗だった。

 

それはもう鳥肌もので、この曲を聴いてる間、感動しか無かった。

 

(スマホライト振り出した人も居て、それはそれで綺麗だったんだけど、

現場ではどうやら光りもの禁止だった様子…これはまた別のお話ですかね)

 

 

初の武道館、13,000人。+LVの観客。

11年のメジャーデビューから7年目、一つAimerにとってのマイルストーン

なった夜だったと思う。

 

個人的には、昨日のような演出、聴かせ方であれば、

Bunkamuraオーチャードホールとかも似合うと思う。

 

いつか見てみたいな。

 

 

・・・・・

 

ライブが終わって、思うことがどばーーっと溢れてきて、勢いで書いてきた。

 

この勢いも含めて残したかったから、まぁ良しとしようか。

 

 

今日はそんな、Aimer(エメ)というアーティストのお話でした。

 

 

長文駄文にお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

今日もご愛読、感謝。
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028 継続すること

2017年6月4日、21時。
無事に大阪行きの新幹線に飛び乗った。

 

僕は今、大阪に戻る新幹線の中でこの記事を書いている。

 

記事なんて大それたものでは無い。
何者でもない、ただの社会人のブログだ。

 

当日入りの当日帰り、片道150分。

夢の国のハイシーズンなら、これくらいの待ち時間はありうるかもしれない。

そんな時間で、東京⇔大阪を行き来出来てしまう。

 

前に出張が続いていた時も思っていたが、交通網の発達は良い面も悪い面もあって、

考え物じゃないかと。

 

動き出しをギリギリまで引っ張れる代わりに、ほとんどの場合日帰りが出来る。

出張先でちょっと晩ごはんでもと思っても、それには少し時間が足りない。

 

いっそのこと東京行きの終電を早くしてしまって、各出張地に留まらせた方が

経済的にも潤うんじゃないか?と思った時もあった。

 

でも、そうしたら次は「じゃあ出張を無くします」という方針が出される

ことになるわけで、それはそれで寂しい感じになってしまう。

 

うーむ。

 

まぁ今日は仕事では無く、完全にプライベート。

高校の同級生の結婚式だったので、当然の日帰りである。

 

 

 

前置きが長くなってしまった。

 

前回このブログを更新したのは、2016年の12月。 

今でも『サヨナラの意味』は名曲ですわ…(´;ω;`) 

kobakkuma.hateblo.jp

 

 

そう、僕はこの1月から大阪住まいの神戸勤務になったのだ。

うっかりもう半年が過ぎている。正確には5か月だけど。

 

「半年」なんて2文字で片付けているけれど、1年の約半分がもう既に

終わろうとしているわけで、それはそれは恐ろしい。

 

 

人生で初めて関東以外での生活を繰り広げているわけだが、生活自体は、
コンビニとクリーニング屋があれば続けられる。

 

それでも、なかなかにアウェイな感じは受けている。

 

そもそも営業→経理なんて仕事内容はまるっきり違うし、通勤も前の倍

掛かっている。(好きでそこに住むことにしたんだけど。w)

 

気軽に「今夜、飲み、どう?」と言える友達もほとんど居ない。

 


ただ、このアウェイな状況ではあるけれど、逆に、自分をリスタートする

良い機会かもしれない。

 

最近の率直な感想はこれだ。

 

 

もちろん、関東で過ごした期間を無いものになんてする気はさらさら無いし、

そんなこと出来るとも思わない。

 

 今の僕を作ったのは紛れもなく東京で一緒に過ごしてくれた人たち。

 

"離れてみると分かる"なんてよく言うけど、実際に自分がその立場になると

ほんとにそう思う。今までどれだけホームで甘えて生きてたか。

 

今日久しぶりに高校の同級生と会って、その居心地の良さを感じて改めて思う。

 

 

新しい職場の雰囲気というか、文化があまり合わずに塞ぎ込んだりしてるけど、

こうして東京に帰ってきた時に話したりすることでホームを再確認出来る。

 

 

もしそうだとするなら。

今までのイメージを度外視して、いろいろやってみるだけやってみよう、

こっちに来てからは、そんな気持ちになっている。

 

 

別に今までの自分を気にする必要も無いし、大阪での"僕"は、今までの"僕"である

必要は無い。誰に気を遣うことも無いし、なんなら気を遣わなきゃいけないような

人も、会社にはいない。

 

 

だから、キーボードのレッスンに行くこともさくっと決めたし、

お願いする美容師さんも固定してみることにした。やってみたかったのよ。w

 

 

FM802のオーディションも、社会人になってから何回か出していたけど、

今回は一番時間を掛けて挑んでみた。

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"そんなの、東京でも気にせずやったら良かったじゃん"

過去の僕を知る人は、そんな気持ちになるかもしれない。

 

 

でもね。

僕の場合、だいぶ周りの目線が気になってしまうタイプだったので、

あまり気の向くままに動けなかったのです。

 

そんな自分の過去のポンコツメンタルを認めた上で、改めて、自分の居たい場所は
ここでは無い、少なくとも今の部署や今の会社ではないことを再確認したのが、
この5か月間でした。

 


タワレコNU茶屋町店でインディーズのバンドを試聴したり、ライブで生音に

まみれる度に、自分が社会人になった目的が何だったのか、思い出す。

 

 

人によっては、(まだそんな寝ぼけたことを言ってるの)と思う人は

いると思う。

 

むしろ、僕を知る大半の人は、きっとそう思ってると思う。

 

 

けれど、僕はやっぱりこのまま人生を終えるのは嫌だし、周りからどう思われても、

自分のなりたい姿に進んでいくようにしたいと思う。

 

 

ほとんどの人が僕を知らないこの土地で、僕は自分を取り戻すように、

生きていくと決めた。

 

 

そのきっかけは、今日高校の同級生とたくさん話したことと、

昨日のライブだった。

 

 

大学の頃から追い続けている、「SPECIAL OTHERS」というインストバンドがいる。

僕がインストバンドにハマるきっかけになった、超重要バンドである。

 

これほど素晴らしい音楽がこの世に存在するのに、知られていないのは

もったいなさすぎる。

 

 

スペアザだけでは無い。

この世には人生を豊かにしてくれる音楽は五万と存在している。

 

そんな音楽をいち早く拡散出来る存在に僕は就きたい。

昨日のライブを終えて、大真面目にそう思った。

 

 

いつ、どこで聴いても、自分の立ち返る場所を教えてくれる、

そんな音楽に出会えて僕は本当に幸せだと思う。

 

この曲は10分くらいある長い曲だけど、寝る前の10分間で良いので、

最後まで聴いて欲しい。きっと、良い眠りにつけるはず。

 


Special Others - Laurentech

 

 
書きたいことがあって、集中してさえいれば、酔ってても2時間くらいで

この文量を書き上げることが出来ることが分かったし、ブログの更新、

もっと頻度上げようね。>自分

 


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