隣の芝は どうしていつも 青いのか

誰かにとっての「隣の芝」になれるまで、言葉を考え、言葉に悩む。

028 継続すること

2017年6月4日、21時。
無事に大阪行きの新幹線に飛び乗った。

 

僕は今、大阪に戻る新幹線の中でこの記事を書いている。

 

記事なんて大それたものでは無い。
何者でもない、ただの社会人のブログだ。

 

当日入りの当日帰り、片道150分。

夢の国のハイシーズンなら、これくらいの待ち時間はありうるかもしれない。

そんな時間で、東京⇔大阪を行き来出来てしまう。

 

前に出張が続いていた時も思っていたが、交通網の発達は良い面も悪い面もあって、

考え物じゃないかと。

 

動き出しをギリギリまで引っ張れる代わりに、ほとんどの場合日帰りが出来る。

出張先でちょっと晩ごはんでもと思っても、それには少し時間が足りない。

 

いっそのこと東京行きの終電を早くしてしまって、各出張地に留まらせた方が

経済的にも潤うんじゃないか?と思った時もあった。

 

でも、そうしたら次は「じゃあ出張を無くします」という方針が出される

ことになるわけで、それはそれで寂しい感じになってしまう。

 

うーむ。

 

まぁ今日は仕事では無く、完全にプライベート。

高校の同級生の結婚式だったので、当然の日帰りである。

 

 

 

前置きが長くなってしまった。

 

前回このブログを更新したのは、2016年の12月。 

今でも『サヨナラの意味』は名曲ですわ…(´;ω;`) 

kobakkuma.hateblo.jp

 

 

そう、僕はこの1月から大阪住まいの神戸勤務になったのだ。

うっかりもう半年が過ぎている。正確には5か月だけど。

 

「半年」なんて2文字で片付けているけれど、1年の約半分がもう既に

終わろうとしているわけで、それはそれは恐ろしい。

 

 

人生で初めて関東以外での生活を繰り広げているわけだが、生活自体は、
コンビニとクリーニング屋があれば続けられる。

 

それでも、なかなかにアウェイな感じは受けている。

 

そもそも営業→経理なんて仕事内容はまるっきり違うし、通勤も前の倍

掛かっている。(好きでそこに住むことにしたんだけど。w)

 

気軽に「今夜、飲み、どう?」と言える友達もほとんど居ない。

 


ただ、このアウェイな状況ではあるけれど、逆に、自分をリスタートする

良い機会かもしれない。

 

最近の率直な感想はこれだ。

 

 

もちろん、関東で過ごした期間を無いものになんてする気はさらさら無いし、

そんなこと出来るとも思わない。

 

 今の僕を作ったのは紛れもなく東京で一緒に過ごしてくれた人たち。

 

"離れてみると分かる"なんてよく言うけど、実際に自分がその立場になると

ほんとにそう思う。今までどれだけホームで甘えて生きてたか。

 

今日久しぶりに高校の同級生と会って、その居心地の良さを感じて改めて思う。

 

 

新しい職場の雰囲気というか、文化があまり合わずに塞ぎ込んだりしてるけど、

こうして東京に帰ってきた時に話したりすることでホームを再確認出来る。

 

 

もしそうだとするなら。

今までのイメージを度外視して、いろいろやってみるだけやってみよう、

こっちに来てからは、そんな気持ちになっている。

 

 

別に今までの自分を気にする必要も無いし、大阪での"僕"は、今までの"僕"である

必要は無い。誰に気を遣うことも無いし、なんなら気を遣わなきゃいけないような

人も、会社にはいない。

 

 

だから、キーボードのレッスンに行くこともさくっと決めたし、

お願いする美容師さんも固定してみることにした。やってみたかったのよ。w

 

 

FM802のオーディションも、社会人になってから何回か出していたけど、

今回は一番時間を掛けて挑んでみた。

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"そんなの、東京でも気にせずやったら良かったじゃん"

過去の僕を知る人は、そんな気持ちになるかもしれない。

 

 

でもね。

僕の場合、だいぶ周りの目線が気になってしまうタイプだったので、

あまり気の向くままに動けなかったのです。

 

そんな自分の過去のポンコツメンタルを認めた上で、改めて、自分の居たい場所は
ここでは無い、少なくとも今の部署や今の会社ではないことを再確認したのが、
この5か月間でした。

 


タワレコNU茶屋町店でインディーズのバンドを試聴したり、ライブで生音に

まみれる度に、自分が社会人になった目的が何だったのか、思い出す。

 

 

人によっては、(まだそんな寝ぼけたことを言ってるの)と思う人は

いると思う。

 

むしろ、僕を知る大半の人は、きっとそう思ってると思う。

 

 

けれど、僕はやっぱりこのまま人生を終えるのは嫌だし、周りからどう思われても、

自分のなりたい姿に進んでいくようにしたいと思う。

 

 

ほとんどの人が僕を知らないこの土地で、僕は自分を取り戻すように、

生きていくと決めた。

 

 

そのきっかけは、今日高校の同級生とたくさん話したことと、

昨日のライブだった。

 

 

大学の頃から追い続けている、「SPECIAL OTHERS」というインストバンドがいる。

僕がインストバンドにハマるきっかけになった、超重要バンドである。

 

これほど素晴らしい音楽がこの世に存在するのに、知られていないのは

もったいなさすぎる。

 

 

スペアザだけでは無い。

この世には人生を豊かにしてくれる音楽は五万と存在している。

 

そんな音楽をいち早く拡散出来る存在に僕は就きたい。

昨日のライブを終えて、大真面目にそう思った。

 

 

いつ、どこで聴いても、自分の立ち返る場所を教えてくれる、

そんな音楽に出会えて僕は本当に幸せだと思う。

 

この曲は10分くらいある長い曲だけど、寝る前の10分間で良いので、

最後まで聴いて欲しい。きっと、良い眠りにつけるはず。

 


Special Others - Laurentech

 

 
書きたいことがあって、集中してさえいれば、酔ってても2時間くらいで

この文量を書き上げることが出来ることが分かったし、ブログの更新、

もっと頻度上げようね。>自分

 


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written by kobakkuma.
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