隣の芝は どうしていつも 青いのか

誰かにとっての「隣の芝」になれるまで、言葉を考え、言葉に悩む。

019 流行り廃り

僕の過去を振り返って見ると、およそ世の中の男子が通ってきたゲームや漫画の類いに親しむことなく生きてきた。

 

今20代半ばから30代の男性たちはきっと、スラムダンクドラゴンボールを読んでいて、ドラクエではビアンカ派かフローラ派かという話題で盛り上がったのだろう。FFかドラクエかという選択肢もあったに違いない。

 

 

僕はせいぜいボタン電池で動くキーホルダー型のテトリスと、図書館で読む忍たま乱太郎くらいだった。

 

 

それでも、僕もいっちょまえに「ゲームが欲しい」とせがんだことがあるし、「あの漫画買いたい」と本屋に駆け込んだこともある。

 

 

それが、ポケモンの緑であり、コロコロコミック(=ポケモン青のため)だった。

 

それくらいポケモンは好きだった。

 

 

RPGゲームの進め方には、よく「性格が出る」と聞く。

 

僕は乗っけからタンスをいちいち調べたり、ゴミ箱をがさごそして、いいキズぐすりとかスーパーボールを見つけていた。

 

自ずとレベルは上がり、ジムリーダー戦もさして苦労することなくクリアしてしまう、そんなやり方だ。

 

 

しかし先月から超・大ブームになった、「ポケモンGO」はどうだろうか。

 

やはり昔の血が騒ぎ、周囲の熱気もあり、ダウンロードしてやってみた。けれど、スマホの電池は減るわ、簡単に対戦出来ないわで、およそ僕の知っているポケモンでは無くなっていた。

 

ま、ポケモンGORPGゲームではないから、お門違いなのかもしれないけど。

 

 

ジムが家のそばにある。

 

あっけなく僕のピジョットとラッタはやられてしまった。笑

 

 

僕のポケモン流儀に反するのだ。

 

 

僕はレベルが10になったところで止めてしまった。

正確には、アプリは残しているが開くことはしなくなった。

 

 

世間の人はどうなんだろう。

 

以前ほど、夜中にリビングデッドのように徘徊している人は居なくなったように思えるし、休日も"下から上にスワイプ"してる人は減った気がする。

 

 

とはいえ、ポケモンGOがもたらした「物理的に人を動かす力」は、次の流行を生むことになるんだろうね。

 

 

 

どこかまとめてお休みをもらって、一日マンガ喫茶にこもってスラダン一気読みしてみようかな。

 

 

向かいの東急プラザのように若返りを待つ、銀座数寄屋橋ソニービルの図。笑
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こんな感じのブログもたまには良いよね。

 

今日もご愛読感謝です。

written by kobakkuma.