隣の芝は どうしていつも 青いのか

誰かにとっての「隣の芝」になれるまで、言葉を考え、言葉に悩む。

It's our time now!

まさにこの宣言を高らかに響かせるような、進化した2人を見ることが出来た。

 
 
まずはこれを見て欲しい。
 
cocoonmoumoon(lyric video)」
 
 
そう、昨日のmoumoonライブ@O-EASTのお話です。
 
O-EASTに来るのもすごい久しぶりな感じだし、moumoonは5/24の赤坂BLITZ以来。
 
年内はおそらくこれが最後のmoumoonになるので、目と耳と脚をフルに使いきろうと意気込んでいたんだけど、そんなの余計なお世話。
 
 
静かな雫のSE(出囃子)からゆっくりとサポートメンバーと2人が入ってきて、「Fight Back」がスタート。
 
既にこのIt's Our Timeツアーを回ってきているからなのか、助走距離も無いまま、moumoonの世界に引き込む力を感じました。
 
そこからさらに「『Love is Everywhere』」、表題曲「It's Our Time」、「Chu Chu」で古参も新参もみんなを置き去りにしない流れから、徐々にゆったりモードへ。
 
久しぶりに「青い月とアンビバレンスな愛」聴けて嬉しかったな。。
 
 
 
少し飛ぶけど、今回のアルバムはmoumoonにとって大きなターニングポイントだと僕は思っていて。
 
アルバム『love me?』の頃から聴いていて、打ち込みの曲はそれほど多くなく、歌詞も含めてナチュラルな雰囲気を持っているのがmoumoonの楽曲たち。
 
それが、去年のアルバム『LOVE before we DIE』あたりから、音に対する真摯さがそれまで以上に楽曲(特にアルバム曲)に乗ってきた。
 
ツアーでライブハウスを回ったり、夏のロックフェスに出たりしたことで、いろんな音の見せ方が出てきて、試したいことが溢れてきて。
 
そのために、今年の5月は"おふたりさま"だけで、自分たちのやって来たことをファンと一緒に確かめる必要があったんだと思う。
 
 
そんな妄想も挟みながら、ライブは中盤から終盤へ。
 
 
最大級に衝撃を受けたのが、「ハレルヤ」からの、冒頭にYouTube置いた「cocoon」、そして「エメラルドの丘」。
 
「ハレルヤ」は、11年のアルバム『15 Doors』に入ってて、曲終わりに掛けての広がり方が見事で、ストリングスもキレイな曲。
 
でも去年の中秋の名月ライブで、とんでもない曲に化けたんだ。
 
 
 
これにcocoonの要素が入るとさ、とんでもない化学反応になるんだよね。ライブだからこそそれが倍増されるんだ!
 
 
んで、エメ丘でしょ。もうね、終始鳥肌が止まらない。笑
 
 
紛れもなく、今の2人だから出せる音に触れられてほんとに良かった。
 
 
MCで言ってた通り、今のmoumoonはすごい良いサイクルにある気がする。曲を作る→アルバムを出す→ツアーを回る→ファンの反応を原動力にまた曲が出来る→…
 
 
これからもたくさん楽曲を作ったり、違う見せ方にチャレンジしたり、2人の音楽をどんどん見せて欲しいな。
 
 
そんな、楽しさと次への期待感たっぷりなアーティスト・moumoonのライブレポでした。
 
 
またすぐ見たくなるな~(>_<)笑
 
 
長文、駄文失礼しました。
 
ご愛読、感謝です。
 
Today's title is 「It's Our Time/moumoon(from the Album『It's Our Time』)」